車のコーティングを専門店で行い自宅をリフォームした時に、最後にものすごく悩んだのが各部屋のカーテン選びでした。リフォーム前のカーテンは、全部屋同じ、無難なベージュの厚手の無地で、全く可もなく不可もなくだったので、良く言えば邪魔にならない、悪く言えば全く印象に残らないカーテンでした。

リフォーム後のリビングは家具をダークブラウンに統一したので、カーテンも色は同じにしようと決めていましたが、思い切って縦に動きのある模様入りにしたところ、シックな空間に動きが出て、ダークブラウンなのに軽快な印象が加わったのです。今までカーテンは部屋の雰囲気を邪魔しないものが一番良いと思っていただけに、眼から鱗が落ちた思いでした。

二人の子供たちは自分の部屋の内装を全て選んだので、仕上げのカーテンも選ばせましたがなかなか気に入った物が見つからず、何軒か専門店を回りました。親なら絶対選ばないようなカーテンをこだわり抜いて選び出し、それが部屋にかかったときに、部屋のイメージが完成したのを見、関心するしかありませんでした。

カーテンが部屋の印象を大きく変える瞬間を目の当たりにしたカーテン選びでした。